電験三種は範囲が広いため、試験直前に4科目を同時に仕上げようとすると崩れやすい試験です。本記事では、2026年度の上期・下期日程を前提に、半年で理論・電力・機械・法規を回すスケジュールを提示します。資格クエストDBの1,040問配分も使い、理論と機械に多めの時間を確保する設計にしています。
HALF YEAR PLAN
半年計画は、土台作りと科目別突破を分ける
- 1-2月
理論
回路計算と電磁気を優先
- 3-4月
電力・機械
暗記と機器計算を並行
- 5月
法規
条文・施設管理・計算
- 6月
過去問
科目別に合格点を確認
まず試験日と予約期限を固定する
2026年度の電験三種は上期・下期の2回です。CBT方式を選ぶ場合は、申込後にCBT会場予約期間が別で設定されています。受験日を自分で選べる一方、予約を忘れると希望会場・希望時間を取りにくくなります。
| 時期 | 申込 | CBT予約 | 試験日 |
|---|---|---|---|
| 上期 | 2026年5月18日〜6月4日 | 2026年6月11日〜7月12日 | CBT: 7月16日〜8月9日 / 筆記: 8月30日 |
| 下期 | 2026年11月9日〜11月26日 | 2026年12月7日〜2027年1月7日 | CBT: 2月4日〜2月28日 / 筆記: 3月21日 |
半年計画の基本配分
半年で4科目を狙う場合、最初の2ヶ月は理論に寄せます。理論を後回しにすると、機械や法規の計算問題でも苦しくなるためです。資格クエストDBの科目別問題数では、理論と機械が各286問で最大です。
| 期間 | 主科目 | やること |
|---|---|---|
| 1〜2ヶ月目 | 理論 | 回路計算、交流、三相、電磁気、計測を一巡する |
| 3ヶ月目 | 電力 | 発電、変電、送配電、電気材料を系統順に整理する |
| 4ヶ月目 | 機械 | 変圧器、電動機、パワエレ、照明、自動制御を分けて演習する |
| 5ヶ月目 | 法規 | 条文暗記、施設管理、計算問題を分けて仕上げる |
| 6ヶ月目 | 全科目 | 年度別演習で科目ごとの合格点到達を確認する |
1週間の回し方
半年計画でも、毎日4科目を触る必要はありません。1週間単位で主科目と復習科目を分けると、進捗が見えやすくなります。
平日:主科目を進める
30〜60分を確保し、テキスト理解と例題を進めます。計算科目は「読む日」と「解く日」を分けると続けやすくなります。
週末:過去問で確認する
その週の範囲だけを過去問で確認します。全年度を一気に解くより、科目別・テーマ別で正答率を見ます。
4科目一発合格にこだわりすぎない
電験三種には科目別合格制度があります。もちろん一度で4科目合格できれば最短ですが、学習時間が限られる場合は、得点源にできる科目と次回に残す可能性がある科目を冷静に分けることも必要です。
科目ごとの考え方は、電験三種の科目別戦略で整理しています。半年計画を立てる前に、4科目の役割を確認しておくと、学習順を決めやすくなります。